せっかく潮干狩りで採ったあさり。
あさりを食べたときに「じゃり!」ってこと、結構、多いですよね。
砂を噛むことがないように料理したいものですね。
あさりの砂抜きに失敗してしまう原因は5つあります。
1.死んでいるあさりを見分ける
2.塩分濃度
3.水温
4.水の量
5.明るさ
あさりは警戒心が強く、環境の変化にとても敏感な生き物です。
砂抜きのポイントは海と同じような環境を作りだすことです。
あさりの砂抜き失敗しないために、コツを詳しく説明します。
あさりの砂抜きに失敗しないコツ
1.死んでいるあさりを見分ける
死んだあさりと一緒にしておくと他のあさりも死んでしまします。
すぐに、生きているあさりと死んだあさりを選別をすることが必要です。
初めに、あさりをザルなどに入れ流水で軽く洗います。
両手に一つづつあさりを持って、あさり同士を軽くぶつけて、あさりの音を聞いて下さい。
生きているあさりは呼吸しているので軽い音がします。
死んでいるあさりは鈍い音がします。
鈍い音がした場合は、どちらかのあさりが死んでいます。
別のあさりともう一度ぶつけて、音を確認してください。
2.塩分濃度
あさりは海の生き物です。
砂抜きは海水と同じ塩分濃度にします。
海水の塩分濃度は3.1~3.8%です。
あさりのいる浅瀬は、若干塩分濃度が高めです。
1リットルのペットボトルに水を入れて、35g(大さじ2杯強)の粗塩を溶かします。
そうすれば、海水と同じ約3.5%の塩分濃度になります。
もっといい方法は、空いたペットボトルに、潮干狩り場の海水を入れて持って帰ることです。
あさりが生息していた所の海水ですから、これが一番いいです。
3.水温
潮干狩り場の海水の温度に近い水温がいいです。
20℃前後が適温です。
25℃以上になるとあさりは死んでしまいます。
塩水の温度は、あさりが活動できる水温でないと砂を吐きません。
冷蔵庫では寒くて殻に閉じこもって活動しなくなります。
急激な温度差は禁物です。
あさりが死んでしまいます。
4.水の量
あさりも酸素を吸って呼吸しています。
水の量は、あさりがちょっと出るくらいの少なめの水量がベストです。
ひたひたに浸かる水の量だと、あさりは息ができずに窒息死してしまいます。
あさりの砂抜きはボウルでしてはダメです。
あさりが重なっていると、下の貝が吐いた砂を上の貝が吸ってしまいます。
平たいステンレスのバットとザルがおすすめです。
ザルを底上げしておくと、そこに溜まった砂を再度あさりが吸い込むこともないです。
5.明るさ
あさりは海辺の砂の中で生息しています。
暗いところが好きです。
明るいと呼吸をせずに、砂を吐きません。
潮干狩りから帰ってきて、その日の夜のうちに砂抜きをするのがいいでしょう。
新聞紙やアルミホイルで覆って、蛍光灯の光を遮って暗くしましょう。
水温が上がらないように涼しい所に置くことも大切です。
あさりは物音に敏感です。
物音がすると貝を閉じてしまい、砂を吐かなくなってしまいます。
砂抜きの時間は3時間、この状態で、あさりを塩水につけておきます。
まとめ
砂抜きが終わったら、すぐに料理をしない分は冷蔵庫に入れましょう。
2,3日は保存ができます。
料理する前に、真水に浸けておくと塩抜きができます。
コメント
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